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2004.10.02

ピカソはピカソ

 「ピカソ展—幻のジャクリーヌ・コレクション」損保ジャパン東郷青児美術館。しかも無料デーに行ってきた。おばさんたちはもちろん、サラリーマンのおじさんや子連れのお母さんも目立ち、にぎやかな雰囲気。だけど絵もちゃんとじっくり見れたんで満足。
 ピカソはもうピカソとしか言いようがないというか、ピカソって面白いから見てごらん、って人にすすめるのもアホらしいほど有名だし実力も皆が認めるところだし、ピカソの絵を見て、こんなの人の顔じゃないよ何描いてあるかわかんない、という人もほとんどいないくらいにその絵は知られているし、どんな絵だって、たとえ退屈しのぎに描いたような素描だとしても、ピカソのだ、といわれれば、ははぁと無条件にありがたく拝むしかない。なので、ピカソの絵を見に行っても、ピカソはピカソだったと確認するくらいなもんかな、と思っていたのだが、たしかにあの潔い線はいつ何度見ても心地よいのでした。でたらめに描いたような絵でも、あんな単純な線の組合せでも、ジャクリーヌはジャクリーヌだとわかるから、エライよな。うん。

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