輝ける青春(試写)
「旅芸人の記録」の約1.5倍、「ファニーとアレクサンデル」より50分も長い6時間6分のイタリア映画。
ただ、物語はメリハリあってテンポもよく、飽きさせない。
花粉症対策に鼻炎のクスリ飲んでいったが、眠らなかったもんね。
説明過剰にならず、話はトントントンと進んでいって、でも観る者を置いてけぼりにしない。
そのあたり、シナリオや編集が巧み。
60年代から2000年代までのある一家の出来事を追い、テロとかを扱いながらも政治色は濃くない。
ふつうのメロドラマとして観られる感動作だが、
逆に言えばメッセージ性や妖しさには乏しく、そこがカルト好きには弱点か。
イタリア好きはもちろん存分に楽しめるだろう。
7月9日より岩波ホールにてロードショー公開。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント