KYOTAROW@スパンアートギャラリー
かわいさと、おどろおどろしさ。
身体の一部が動物となり、そしてさらに風景と一体化していく少女たち。
ファンタジー風であると同時に、ぬとぬとどろどろの心の深海の底を覗き見てしまったかのようなおぞましさがあり、人間はそのおぞましいものたちに浸食されるがままにまかせる。
鉛筆の繊細なタッチがおぞましさを倍増させるとともに、霧の向こうに霞ませてファンタジックな雰囲気をも形作る。その微妙なバランス。
これは印刷などではなくぜひオリジナルを目にしたい。この鉛筆の繊細さはなかなか印刷では再現されないから。
銀座のスパンアートギャラリーにて。7/16(土)まで。作家のページはこちら。
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コメント
はじめまして。
素敵な趣味をしてらっしゃいますねvv
隠し(きれてない)ブログ
http://captain.blog4.fc2.com/
投稿: すずめ | 2005.07.15 22:15