ノミ・ソング
おお、そういえば、この間「ノミ・ソング」を観たのだった。
これは書いておかねば。
ノミノミノミノミノミ……クラウス・ノミ。
ドイツ生まれでニューヨークに渡って、デヴィッド・ボウイと共演したことがきっかけで一躍スターになった唯一無二のロックオペラ歌手。
へんてこな扮装。へんてこなパフォーマンス。
大いにウけた。でもすぐ行きづまり、著名人患者第一号としてエイズに散ったゲイの歌手。
もう少し詳しくはNo.18のちょっとした記事を見ていただくとして(宣伝)、そのノミの伝記映画がなぜかいまごろ作られた。
とにかく彼は一時は人気者になったが、それでも異邦人でありイロモノでしかなく……そうしたもの悲しさも伝わってくるが……そもそも、活躍の場はニューヨークだというのに、ドイツ映画だというところが、アメリカではまともに受け止められていなかった証拠か。
でもノミノミノミノミノミ……クラウス・ノミ、ごきげんにしてくれるね!
ライブシーンはほんと、涙が出てくるよ。
東京はイメージフォーラムで上映中。[公式サイト]
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