美蕾樹 閉廊とその後
渋谷は西武百貨店のすぐ近くの雑居ビル。
その好立地に1983年9月に開廊し、23年間にわたって、シュールリアルで幻想的でエロティックで前衛的で異端的な作品を数多く紹介してきたアート・スペース美蕾樹が2006年9月をもって閉廊した。
9月下旬に電話をお掛けしたところ、いま運送屋に荷物を運んでもらうとこだと聞いてビックリ。
突然のことで作家などにもほとんど連絡がなかったようで、「美蕾樹がなくなった」という噂が「(主宰の)生越さんが亡くなった」という誤報となって伝わったこともあったらしい。
私も「美蕾樹がなくなった」と言うと「生越さん倒れたの?」とか聞かれることもしばしば。
生越さんは変わらずお元気な様子で、昨日は「クロージング・パーティ」が華やかに開かれた。
渋谷の美蕾樹はなくなったものの、今後も“ゲリラ的”に展覧会を開いていくとのこと。
来年2月には、まず、美蕾樹で何度も個展を開いている甲秀樹氏の個展が銀座で予定されている。(詳細は後日!)
あの渋谷のど真ん中の妖しいビル、しかもエレベータを下りるといきなり画廊の中というドキドキのスペースがなくなってしまうのは非常に残念だが、今後の活動にもぜひとも注目していきたいですね。
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コメント
えええ
全然知らなかった
ウッソーって感じぃ
投稿: shinobu | 2006.11.17 18:40