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2007.02.17

鳥肌、DOMANI、ヴァニラとか

TH No.29「特集・アウトサイダー」おかげさまで好評発売中です!!
みなさまよろしくお願いしますです!
第2特集の異端の画廊・美蕾樹の特集もウラ話など満載の保存版です。
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東京都現代美術館の中村宏展の招待券プレゼント、応募〆切は2/20なのでお早めに!

さて、鳥肌実のパフォーマンス(てゆーか演説?漫談?)を先日見たが、
テレビなどのマスメディアには乗せられないネタのオンパレードは
ある意味、メディアの偏向性——自由そうに見えて実は制限というものが確実に存在する言論の不自由さへの皮肉であり挑戦であるといえようが、
でもそれよりもなによりも、鳥肌自身を最も際立たせているのは自虐性ではないかな。
だからそこに笑いが入る。
鳥肌のネタを笑うのも、ネタに共感するということもあるかもしれないが、危険を感じながらもわざわざムチ打たれるために身を差し出すかのような、命をはったひとりSMのようなネタのありかたを喝采している部分も少なからずあるのでは、と、思ったりなんかしたのだな。

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館でのDOMANI・明日展。(〜2/18)
今年も若手のいろんな表現が見れて楽しかったのでした。
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銀座のヴァニラ画廊では、富崎NORI・こやまけんいち・大倉野亜樹の3人展、
「ヴァニラ・ヴァレンタイン」が始まっている。
少女をテーマにしたものだが、奔放なエロの大倉野、自傷だけど無垢で穏やかなこやま、ピュアさにエロスを包み込む富崎と3人3様で面白かったのでした。2/24まで。
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2007.02.04

甲秀樹展@銀座スパンアートとか

TH No.29でも紹介した甲秀樹展「アドニースの園—華の少年たち—」が始まっています。
新作とこれまでの作品を含め、人形2体、絵画約20点の構成で、甲秀樹の足跡を辿るのにも恰好な個展。
少年の絵だけど、その股間にあるものがリアルに描かれていたりもするけれど、だけど淫靡に堕しない上品さがあって、魅せます。

2/9(金)には、関連企画として朗読劇「蛇屋横町」もあり。
詳しくは甲秀樹氏のHP

トーキングヘッズ叢書(TH Series)最新号No.29「特集・アウトサイダー」も会場で購入できます!

なお、2/12(月・祝)からはヴァニラ画廊で大倉野亜樹・こやまけんいち・富崎NORIの3人展。
少女をテーマにしたヴァレンタイン企画です。
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これも楽しみ。

ヴァニラは今開催中の菅野ケイ展もいいですねー。縄が。光が。顔に重点を置かない匿名的な肉体の美が。

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