2005.08.05

タナトス6オープニング企画

事務所はいまだ引っ越しの真っ最中。
果たしていつ終わるのか不安ですが、
この引っ越しによって、アトリエサードには妖しいイベントスペースができました。
名づけて「タナトス6」。
8/19・20にはお披露目パーティを、
9/3にはオープニング企画として、小林嵯峨ほかが登場するDance Opening Actを催します。
予約等、詳しくは、
http://www.a-third.com/thanatos6/e_index.html
みなさまぜひ足をお運びください。
(というわけで今回は宣伝でした)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.18

上村なおか in ゲント美術館名品展@世田谷美術館

今年は日本におけるドイツ年である。
関連のイベントとかがいろいろおこなわれているが
しかしそれと同じくらいベルギーが目に付いてしまうのは、ただの偶然なのだろうか。
アンソール展があって、ベルギー象徴派展があって、そしてこのゲント美術館名品展である。
しかもそのうえ、秋には府中市美術館で「ベルギー近代絵画 :サイモン・コレクション展」があるときた。
なんらかの陰謀を感じずにはおられまい(といっても、だからどうだ、という感じではあるが)

さて、このゲント美術館名品展だが、19世紀から20世紀前半までを駆け足で追った、どちらかというと浅く広く、といった展示。
ヨーロッパの一地方として流行を後追いしながら、やはりオリジナルなものを残したのは象徴派であり、そのインパクトは大きいなぁと実感したのでした。
ミンヌの少年の絵とか彫刻は、「少年×タナトス」で取り上げてもよかったと、ちょっと後悔。

さて、17日は、その展示会場で上村なおかが踊った。
今回の企画展に関連しておこなわれているワークショップの一環。
時代ごとに区切られた展示スペースにおいて、ワークショップの参加者たちが、服をこすったり紙をめくったりといった音を発し、そうした音と絵画のなかで上村なおかが踊るというもの。
正直、展示してある絵のイメージを反映した音や踊りが実現できたかどうかは、よくわからない。
集まった人間のほとんどがワークショップ参加者であり、音を出す準備のためにぞろぞろと展示スペースを移動する様は、ちょっと興を削がれる部分もあったのは否めない。
あと、踊り手の回りに人が鈴なりになってしまうと、絵が人影で隠されてしまって、踊りと絵の共鳴どころではなくなってしまうしね。
しかし、絵との対話を意識しすぎると凡庸なダンスに陥りがちなのも事実。
絵との程良い距離感で、凡庸な手振り身振りに陥らないダンスを見せてくれたのは、さすがというべきか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.26

パパ・タラフマラ「島〜ISLAND」

スタジオSAI。初見。
出演者2人、セットらしきものもないシンプルな舞台。
最初の動き出しからパパタラ的身体のボキャブラリーがあふれ出し、すぐに作品に引き込まれてしまう。
そして聞く者のいない言葉、言葉にならない声と叫び。
日常の世界律とはまったく別なところに誘ってくれる。そして根源のエネルギーを与えてくれる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.16

ほんとに3日坊主になっている……

 BBSに「小学生のときから日記は3日以上続けられた覚えはないが……」と、このBLOG開始のお知らせをしたら、ほんとに3日坊主になっていたこと発覚! や、やばいので何か書きます。

 先週末はオシゴトだったのでどこにも行かず何もせず。シゴトしながら、ふと最近全然舞台を見ていない自分を発見し、のたうち回る。ああ、パパ・タラフマラの「見えない都市の夢」も行ってない……これは「百年の孤独」プロジェクトの第一作目にあたる作品。そう!ガルシア=マルケスなのだ! パパタラは、もう何年前か忘れてしまったけど、新宿スペース・ゼロでやった「パレード」の再演を見てから結構ファンなのだが、TH Seriesではちこっとレビューを書いているくらい……必殺隠し球ってやつですね! ああ、でもそれ考えるとますます「見えない都市の夢」を見逃したのが痛いなぁ。

 パパタラの舞台は、演劇でもダンスでもない、イメージのきらめきに彩られた舞台。「パレード」のあたりは声を発することはあるが言葉は喋らず、人間の理性を超えた、人知では推し量れない世界を感じさせたが、昨今は言葉を使うようになったとはいえ、題材はシュルツの「ストリート・オブ・クロコダイル」やガルシア=マルケスの「百年の孤独」だったりするので、「人知を超えた」世界律への憧憬は一貫して感じられる(ということは、ちゃんと舞台を見て書けよ、って感じだけど)。「百年の孤独」は見逃すまい!

 話変わって……よく思うこと——パパタラも演劇やダンスなど特定のジャンルにカテゴライズされない活動をしているけれど、以前ある本屋で、TH No.21にもご寄稿いただいた乗越たかお氏の「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド」(祝・増刷=非常に面白いガイドブックです)が「バレエレッスンの何とか」とか「社交ダンスの何とか」とかいう本と一緒に並んでいるのを見て、そりゃ違うだろと思ってしまったのだが、本屋には「バレエ」という棚があるとしたら、そこにダンス関係はすべて押し込められてしまう……それはどうにかならないものだろうか。私の主観的な思い入れでは、コンテンポラリー・ダンスは、バレエよりも現代アートに近い。パパタラもね。
 本屋の面白みのなさは、「映画」「演劇」「文学」「人文」といったジャンル分けが平然とまかり通っているところだ。最近「サブカル」なる棚が浸透してきたが(TH Seriesもここに分類される場合が多い)、言ってしまえば既存のジャンルに分類できない際物がここに集められる。「サブカル」の成立は、既存のジャンル分けの崩壊を意味しているのだ。ここはジャンルではなく趣味趣向に合わせた棚作りができないものかのう。前衛系とか、保守系とか、ヤバメ系とか、癒し系とか、ゴシック系とか、凡庸系とか……セレクトショップの集合体みたいな本屋(ヴィレッジヴァンガードがちょっと近い)。そういう大型書店(大型がいい!)あったら面白いと思うけど(伊勢丹メンズ館の成功を見習って!)

| | コメント (0) | トラックバック (0)